Evening primrose
月見草
水はけがよくやせて乾燥した土を好む月見草ですが、夕暮れ時になるとわずか数分で一気に満開に咲く、という美しい性質を持っています。夜明けがくるまで一晩中咲きほこり、黄金色の花が闇夜を照らし続けるのです。まるで昨日と今日とをつなげる時空の架け橋のように、月見草は花開き成長していくのです。
月見草(イブニング・プリムローズ)は北アメリカが原産で、先住民の間で滋養と薬効の植物として使用されてきました。熱湯で煮出したお茶は、ケガの治療や皮膚疾患などさまざまな用途に用いられていたと伝えられます。
ユニークな肌のお守り
月見草の種子油には、リノール酸やγ-リノレン酸が多く含まれています。年齢とともに体内での生成量が減少する必須脂肪酸は、肌にとっても大きな役割を担っており、正常な肌バリアの形成に絶対欠かせない重要なファクターです。月見草種子油は皮膚の水分蒸散を防ぎ、肌のざらつきを解消し、細胞の成長と再生を促進する働きを持っています。
マイペースに人生を歩む世代に
人生というステージの後半に入ると、女性の多くは人生を見つめなおす時期を迎えます。数十年間も無我夢中で走り続けて、社会的にも充実した生活を送ってきた…そう感じたとき、女性たちは次に精神的な充足感を求めて新たなステージへと踏み出します。その自由な姿は、従来の植物の成長リズムを打ち破って、夜に花を咲かせるという自分だけのリズムを選んだ月見草とも重なります。成熟した女性たちは日常から自分を切り離して、新たな価値観をみつける旅へと出ます。新たに芽生えた目標と使命を達成するべく、経験と直感をたよりに人生の舵をとりはじめるのです。
人生の新たなステージ
月見草はそんなライフステージへとたどりついた女性たちに働きかける植物です。年齢を重ねた肌を活性化して、肌が本来もつ力を高めることで、輝く美肌へと導く成分が含まれています。
上記は植物の一般的な性質を述べたもので、化粧品の効能を示したものではありません。